地盤調査を依頼するとほとんど地盤改良が必要と判定される。
そんな悩みを解決する地盤調査方法です。
表面波探査法はより正確に計測ができるため他の調査方法に比べ「地盤改良工事」比率が大幅に低くなります。
ご承知のように住宅を建てる時には、地盤の支える力(地耐力)を調べなければなりません。地盤の支える力が住宅の重みを支えられないと不同沈下などの事故が生じることがあるからです。
GO-21
表面波探査機GO-21システム
(1) 起振器
人工的に振動を起こします。
(2) 検出器
表面波の地中伝達速度を計測します。
(3) 計測
検出した数値をグラフ化します。
高精度の表面波探査法を使用し地盤調査を行います。細かく地盤を調べ上げより安全で安心な地盤の提案をいたします。
地盤の強さである支持力を調べるだけでなく住宅の将来的な沈下予測を 行います。地盤内部の地層傾斜などの予測も行いより安全で安価な基礎設計につなげることができます。
測定するのは、検出器と検出器の間の範囲(通常50~100cmの円形の範囲)となります。礫や異物による部分的な情報ではなく、平均的な地盤情報を得ることが出来ます。
当社は地盤調査専門の会社であり調査後の地盤改良工事を行いません。それにより公平な目線で地盤の判定を行うことができます。判定も鋼管杭等の一つの手法にこだわらず調査物件に一番適した安価な提案をします。
上記の特徴により当社の地盤調査では大掛かりな地盤改良を必要とする判定が非常に少なくなります。無駄な地盤改良を減らし、且つ安全で安心できる提案を行うことにより住宅基礎に掛かるコストの圧縮が可能です。
住宅地盤調査として広く行われているスウェーデン式サウンディング試験(SS試験)と表面波探査法による地盤調査との大きな違いは、点ではなく面で調査していることにあります。
地面をゆらして、その“ゆれ”の伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断します。 データの変化から、地層の境界を読み取り、各層に支持力がどのくらいあるのかを判断します。
先端がスクリューになったロッドを回転させながら、25cmごとに地面に貫入させていきます。この回転数により、地盤の硬軟を判断する方法です。25cmごとに地盤の支持力がどのくらいあるのかが分かります。
住宅をささえることができれば、改良工事は必要ありません。確かに地盤調査の費用はSS試験よりも表面波探査法のほうが高いです。しかし、表面波探査法はより詳しく段階的に地盤を判別することが出来るので、不必要な地盤改良工事がなくなります。このことでトータルコスト(地盤調査+工事費)を大幅に縮減することにつながります。
地盤改良工事地盤対策工事直接工事
表面波探査法の結果に基づく工事内容
SS試験の結果に基づく工事内容
資料提供(株)アキュラホーム
比較項目 | 表面波探査法 | SS試験 | 備考 |
---|---|---|---|
土質などの条件による汎用性 | ◎ | △ | 砂礫層などの場合、SS式試験の後、改めて表面波探査を行うことがある。 |
調査の簡便さ | ○ | ○ | どちらも機械式となっており現場での作業性はよい。 |
調査コスト | 高い | 安い | 地盤工事会社がSS式試験を行っている場合は、低価格であることがある。 |
トータルコスト | ◎ | △ | |
保証体制 | ○ | ○ | SS式試験はほとんどの保証機関に適用している。表面波探査は財団法人住宅保証機構、地盤保証会等。 |
お申込みいただいてから調査の完了までの流れについてご説明いたします。
メール・FAX・郵送にて地盤調査資料の送付をお願いします。
書類は「地盤調査申込書」「現場案内図」「配置図」「各階平面図」「基礎伏図」等となります。
調査日程が決まり次第、FAX等によりご連絡させていただきます。
建物4隅と中央1箇所の計5ポイントを測定します。 通常3~4時間程度で調査は完了します。地盤状況によってはそれ以上計測する場合があります。
調査日より土日祝日を除く2~3営業日程度で結果の速報をお送りいたします。物件特性・繁忙期・混雑時等により多少お時間を頂く場合があります。
速報日より1週間前後で正規報告書を3部郵送いたします。
申請機関等への地盤調査報告書の提出は速報ではなく正規報告書にてお願いいたします。
ご承知のように住宅を建てる時には、地盤の支える力(地耐力)を調べなければなりません。
地盤の支える力が、住宅の重みを支えられないと不同沈下などの事故が生じることがあるからです。
地耐力(支持力及び沈下特性)を明らかにし、この結果から調査地ではどのような基礎や地盤体側が適しているのかを推奨させていただきます。
なども行い、解析結果に反映させます。